不倫されたら離婚する?離婚するメリットとデメリットは?

浮気・不倫

パートナーの不倫が発覚、離婚する?しない?慰謝料ってもらえるの?

パートナーの不倫が発覚した際に離婚するという選択は正しいのかどうか、正直それぞれの家庭の事情がありますので、答えはどちらとも言えないところです。

しかし、離婚をした方が慰謝料が多く貰える事例があることもまた事実です。

パートナーに浮気をされたり不倫をされたりしたら離婚しようと考えている方も多いのではないでしょうか?

パートナーの不倫が発覚した際に離婚するという選択~慰謝料的観点~

慰謝料的観点からみると、離婚した方が慰謝料は多く発生する傾向にあります。

実際にパートナーに浮気や不倫をされたら許せないですよね。

何故許せないのか?

それは裏切り行為に当たるからです。

その裏切り行為に対して果たして許せるのかどうかが争点ではないでしょうか?

このような裏切りに行為に対する精神的苦痛の補償という形での慰謝料なのです。

しかし、離婚するのは手続きも面倒だし、許した方が早いのかもしれないという意見もあります。

これが正しい選択だという答えは、人によって違いますので、一概に離婚しましょうや、離婚しない方がいいですよとは言えません。

あなたが何を重視するのか、重視するもののために何を軽視できるのかが鍵となります。

そもそも何が不倫で何が浮気なのか?プラトニック不倫って何?

不倫とは婚姻関係、肉体関係の有無でその呼び方が変わってきます。

肉体関係がなければ浮気です。

しかし、浮気であっても許すことはできないですよね。

プラトニック不倫

肉体関係のない浮気のことを巷では「プラトニック不倫」なんて呼ぶそうです。

このプラトニック不倫では、慰謝料を請求することが困難であるとお伝えしておきます。

しかしながら、慰謝料が絶対に請求できないということでもありません。

プラトニック不倫が夫婦関係を破綻させるようなものであれば、請求可能となってきます。

例えば、不倫相手が離婚や別居の要求をし、肉体関係ではないもののキスなどそれに準ずる行為をしたと立証される事例、夫婦関係を破綻させようとしていると判断された場合に慰謝料請求ができる可能性があります。

しかし、これには数多くの証拠を揃える必要があります。

メール写真動画等です。

かなり例外的な判例となりますので、慰謝料金額も数十万程度になると思われます。

不倫により離婚するメリット

不倫により離婚するメリットはいくつかあります。

ストレスからの解放

不倫をされていたというストレスから解放されます。

不倫されてまだ離婚が成立していない段階では、友人や親族などには大っぴらに言えないですよね。

その際に色々と誤魔化したり、嘘をついたりしなければなりません。

また、配偶者との関係もギクシャクし、別居していたとしても離婚調停のために何かしらやり取りをしなければならないシーンも出てくるでしょう。

しかし、離婚してしまえばそれらのストレスから解放され、心が軽くなります。

これだけでもメリットになり得ます。

自由時間が増える

今まで配偶者のために使っていた時間を自分のために使えるようになります。

家事や週末の家族サービスなど、細かく出していけばキリがありませんが、そういった時間を自分のものとして手に入れることができます。

自由な時間の獲得は、何ものにも変え難いメリットです。

選択肢が増える

今まで夫婦間で決めていたことを自分で決められるようになります。

例えば、簡単なことで言うとお昼ご飯にラーメンを食べたくても相手がラーメンあまり好きじゃないから我慢しよう。

といった、我慢することがなくなります。

あれもできるこれもできると、選択肢がどんどん湧いてきます。

金銭的自由

お金に関しても、お互いの財産であったので自由に使うことができなかったのではないでしょうか?

欲しいものがあっても必ず相談。

ときには却下されることもあったことでしょう。

そういった金銭的な制限がなくなります。

不倫により離婚すると、離婚しない場合よりも慰謝料が多く請求できるケースがあります。

不倫により離婚した女性で、旦那と不倫相手からの慰謝料で子供と豪華客船の旅行に全て使ったなんて人もいらっしゃいます。

しかし、自分で自分をコントロールしなければ際限なく使ってしまうかもしれません。

それは自己責任でお願いします。

恋愛の自由

独身になるわけなので、誰と恋愛をしようが自由です。

法律上一切問題はありません。

しかし、今度こそ浮気しない相手を見つけたいですね。

もう恋なんてしないなんて言わないでくださいね。

不倫により離婚するデメリット

不倫により離婚するデメリットもいくつかあります。

手続きが面倒

なんと言っても手続きが面倒だと思う人も多いと思います。

結婚よりも離婚の方が大変だ。

などと世間では言われているようです。

離婚における手続き
  • 離婚届の提出
  • 世帯主の変更
  • 住民票の変更
  • 運転免許証の氏名の変更
  • パスポートの変更
  • クレジットカード(家族カード)の名義変更
  • 銀行口座の名義変更
  • 携帯電話、Wi-Fiなどの通信機器の名義変更
  • 各種任意保険の契約者変更、保険金受取人などの変更
  • 会社関係の手続き

上記は男性の場合と女性の場合で内容が変わってきます。

ざっと挙げただけでもこれほどの項目が出てきます。

離婚届一枚では離婚手続きは終わらないのですね。

世間体の問題

離婚をすると、やはり気になるのは世間体ですよね。

いくら周りの目を気にしない人であっても、世間からの視線は避けては通れません。

近所や親戚の間で

「〇〇さん離婚したらしいよ。旦那さんの不倫だったみたい」

などと噂話をされる可能性は大いにあります。

しかし、現代の日本では離婚はそう珍しいことでもなくなってきました。

昔ながらの考えであれば、離婚は悪、子どもが可哀そう。

と言われてしまいますが、今では特に気にすることはないでしょう。

あなたに非がないのであれば、ドーンと構えておきましょう。

バツがつく

戸籍上離婚については記録され、×がつくことを一般的にバツがつくといいます。

一度の離婚でバツイチ、二度の離婚でバツニなどと表現されます。

バツがつくと一度結婚生活に失敗していると思われ、再婚が難しくなったり、世間からの目を気にしてしまったりします。

しかし、前述した通り、離婚は現代では珍しいことでもなくなってきました。

離婚を題材にしたドラマや映画も数多く存在することから、バツがつくことが恥ずかしいと思う風潮も薄れてきました。

バツがつくことは失敗ではなく、人生経験です。

子供が辛い思いをする

もし、離婚する際に子どもを授かっているのならば、子どもが辛い思いをしてしまう可能性があります。

親権は母親が持つという考えが大多数です。

子どもが小さいとやはり寂しい思いをさせてしまうかもしれません。

子どもというのは環境の変化に敏感です。

しっかりとフォローしてあげることが大切です。

しかし、離婚した方が子どものためになるケースもあります。

離婚=子どもが辛い思いをする

という構図は必ずしも当てはまりません。

子どもを育てていく上で、離婚という選択がどのような影響を与えるのかしっかりと考えましょう。

まとめ

婚することによってメリットデメリットは様々あります。

人によってそのメリットやデメリットが大きかったり小さかったりしますので、あなたなりにしっかりと考えて行動を起こしましょう。

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